流動層熱処理設備(自社開発)

概要

流動層熱処理設備(自社開発) | 株式会社 タニキカン 制作実績

粒子と気体を熱媒として対象物の加熱・冷却を速やかに行えるようにしたもので熱処理工程のライン内組込みを可能にすると共に、熱源の選択によっては排熱を高効率に回収再利用できる省エネルギー・CO2排出抑制型の熱処理装置です。流動層加熱の高速加熱・均一加熱・省エネ・省スペース・CO2排出抑制といった特長を生かして機械部品などの塗装前加熱、熱処理、焼嵌め前加熱、乾燥等々の自動化ラインにおいてライン速度を落とすことなく組込みができ、コストダウン、生産能力増強、環境対策に効果を発揮します。

機器名
流動層熱処理設備(自社開発)
製作期間
2009年10月〜2010年2月(設計試作含む)
熱風発生機
ブロックヒータ 90kW
送風機
ターボファン 15kW
電動チェーンブロック
キトー製250kg(パナソニック製トロリーメーション制御)

流動層式塗装前加熱炉(鋳造ワークの粉体塗装前加熱に使用)

2007年5月 製作設置工事完了
2007年5月〜11月 試験運転調整完了
2007年12月〜 生産運転開始